★令和元年6月定例会 報告★
公明党静岡市議会より4名が本会議に登壇し、質問を展開しました!
まず山本あきひこ代表が2番目に登壇し、総括質問を行いました。
内容は、市政運営と安心安全について。
4月の市長選において再選を果たした田辺市長の3期目の市政運営と、子どもの安全確保における「登下校防犯プラン」への取り組み状況や川崎市殺傷事件を受けての今後の安全対策、さらに、平成28年12月公布・施行された「再犯防止推進法」を踏まえた対応について質問。子どもたちの安全対策、罪を犯した人の立ち直りを支える取り組み、これらはどれも地域社会に委ねられます。共生社会の実現に向け、本市が先進的なモデルケースを創り、取り組みを進めるよう要望しました。
続いて4番目に井上ともひと議員が登壇。
静岡市の財政状況をふまえて、今後の公共施設のあり方及び維持管理のあり方について一問一答形式での質問を行いました。静岡市では、公共施設の維持管理に伴う固定的な歳出が増え続け、新たな投資が困難な状態にあります。そのため、維持管理の手法を見直したり、公共施設そのものの適正な配置を検討し、施設の複合化など統廃合を含めた今後の施設のあり方を検討していかなければ、現状の施設の維持管理に関しても、困難な状況に陥る可能性がある事を指摘しました。
続いて5番目に加藤ひろお議員が登壇。
昨今、外国人のごみ捨てや騒音等の問題が発生し、外国人を受け入れる地域の皆様からの相談や外国人からの相談を担う多文化共生総合相談センターについて質問。また、就職支援について私自身が就職氷河期世代であり、再チャレンジが難しい日本の社会、失敗が許されない社会の風潮があることを訴え、この世代に対する支援を求めました。安倍川花火大会については、全国的に開催を縮小したり、断念する事例が発生していることから、より持続可能な大会にしていく必要があると主張し、ボランティア体制を充実させる旨の答弁がありました。
2日目に長島ごう議員が総括質問を行いました。
乳児用液体ミルクの製造・販売が解禁になり、備蓄品として導入する自治体が増えている状況の中で、静岡市として今後導入する考えがあるか質問いたしました。有用性を認め導入していく自治体が増えている中で、静岡市も導入を進めるよう要望いたしました。また単価が高く賞味期限が短いというデメリットはあるものの、賞味期限が切れる前に、普及啓発のため乳児健診や参加型のイベント等で活用するというアイデアもあるので、局間連携で進めてほしい旨の意見を述べました。
山梨わたる議員は、市民環境教育委員として、委員会質問を展開。
多文化共生総合相談センター設置について、増加する在留外国人に寄り添った対応を求めるとともに、各区へのセンター常設を求めました。市民による自転車の安全利用の確保に関する条例の一部改正については、県条例に合わせ自転車通学時のヘルメット義務化の明文化を提案。教育職員の給与に関する条例一部改正関連議案については、非常勤職員等が会計年度任用職員になることから人材確保につながるよう勤務条件を整え、必要となる財源確保に注視するよう求めました。
大石なおき議員は、都市建設委員会委員長として公正公平な議事運営に努めました。
日本平久能山スマートインターチェンジ周辺や、日本平公園、橋梁整備事業など、周辺住民に配慮した事業や計画的な安心・安全な進め方を求める意見が多くありました。その他、災害復旧事業の繰越明許費制度を活用して適正工期を確保し、円滑に事業推進をしていただきたいとの発言もありました。採決の結果、都市建設委員会に付託された全議案は可決すべきものとして決定されました。
今後とも6名全員が全力で静岡市民の皆様のために、全力投球して参ります!