★平成30年11月定例会 公明党静岡市議会 報告★
公明党静岡市議会では4名の議員が本会議で登壇致しました。
まず初日の11月30日に長島議員が3番で登壇。
太陽光発電の現状と課題について、また感染症対策として肝炎・風疹対策を質問。
特に大流行している風疹の感染予防として、予防接種が有効であるが、成人に対する予防接種の公費助成について行う考えがあるか質問。国では平成31年度に向け、無料の風疹抗体検査の対象者を30代、40代、50代男性にも拡大し、成人の予防接種については、ワクチンの増産体制など環境整備も含め今後検討することになっているので国の動きを注視するとの答弁でした。こうした動きを見据えながら、感染リスクの高い、30代から50代男性に対する抗体検査、予防接種の公費助成実現を要望しました。
続いて、4番で加藤博男議員が登壇し、中小企業に対するSDGsの普及啓発、清水港のコンテナ物流におけるポートセールスについて、今後の地域コミュニティについて、特に自治会・町内会の負担軽減について質問。
市内企業への啓発では、当局より「静岡市版SDGsアワード」を具体化していくとの答弁がありました。ポートセールスでは来年度開通予定の中部横断自動車道を視野に入れ、首都圏へのセールス、農水産物の輸出強化を図る旨の答弁がありました。地域コミュニティについては、自治会への負担軽減として、回覧用の行政文書の削減、市への提出書類のインターネット申請受付を来年度から実施する旨の答弁がありました。
12月3日には山山本彰彦議員、山梨 渉議員が登壇。
山本議員は、防災・減災を政治の主流にすべきとの立場から、都市基盤整備について一問一答にて質問を展開。
建築物の耐震対策、公園整備、災害を防ぐための河川管理について、災害につよいみちづくりについて質問し、現状の課題を洗い出し、防災・減災を意識した社会の構築を訴えました。
続いて山梨 渉議員が登壇。
教育行政について、キャッシュレスについての2点を質問。
まず不登校問題について質問。特に中学生の不登校増加が深刻で4.54%(全国平均3.25%)であり、教師の指導力向上、再登校しやすいプログラム、適応指導教室の支援等の方針が教育長から示されました。また子どもSNS相談導入を提案。深刻な相談をつなげることが有効なことから、対象者、時期等を検討し、新たに導入を進める答弁がありました。またキャッシュレスについて、市施設のキャッシュレス決済推進をはじめ、インバウンド対策のため官民挙げて推進をするよう要望いたしました。
また井上智仁議員は、会派幹事長として全議員のアドバイス役として、すべての質問をフォロー。
さらに委員会では、企業消防委員企業局に関しては独立していることもあり、単に市の給与に準ずるだけでなくしっかりと検討を進めること、また消防局に関しては、島田・牧ノ原など2市2町に負担を求める必要があり、十分な連携・説明が必要である事が重要との認識を持って対応。また議会期間中に定期監査のための事前現場視察があり、指定管理で運営されている駿府匠宿および資源循環啓発施設を訪問し運営方法の課題などを洗い出しも行いました。
大石直樹議員は、市民環境教育委員として子ども達の教育環境を整備する大事な補正予算の審議対応をしました。
市立全小学校の普通教室へのエアコン設置に対する国の補正予算活用について審議。この予算を活用して86校1289教室において今年度から来年度にかけてエアコンを設置する議案を審査。その他、市立小中学校の適合ブロック塀に対する撤去、改修に関する予算も審議し質問を展開。また、教育職員の給与条例一部改定についても審議し、教員の多忙化について具体的な事例を述べ、さらなる創意工夫を要望いたしました。
公明党はこれからも6人のチカラを最大限発揮し、地域の課題の解決に向け、市民の皆様の生活を守り抜くため全力を注いで参ります!