*静岡市立病院のコロナウイルス対策ご報告 2020.4.16*
静岡市では、3例目に静岡市立病院の看護師の方が感染され、院内感染が懸念されておりましたが、クラスターは回避されました。下記、静岡新聞にも掲載されております通り、感染症予防が徹底されていたためとされております。
静岡新聞NEWS
市立静岡病院クラスター回避 感染予防、基本徹底が効果
(2020/4/10 09:20)
新型コロナウイルス感染者が静岡県内市町で最も多く発生している静岡市。3月30日には市立静岡病院の女性看護師の感染が判明した。透析室に勤務し、患者への二次感染が心配されたが、病院関係者や患者計113人のPCR検査の結果は全て陰性。院内でのクラスター(感染者集団)発生が回避できた要因は「マスク着用、手洗い、消毒」の感染症予防の基礎基本の徹底とみられる。
女性看護師は発熱の翌日、「解熱後24時間経過しないと出勤できない」とのルールに反して通常勤務した。代償は大きく、看護師の感染確認後、自宅待機となった医師や看護師らは16人に上る。やむなく他の病棟から透析室の勤務経験者を集めて透析室を維持するなど、一部の診療科に人員減の影響が及んだ。
静岡病院は市内唯一の感染症指定医療機関。感染症に適切に対応するため、医師と感染管理認定看護師で構成する感染管理室を設置している。職員対象の研修を実施するなど院内感染対策への理解を深めている。
関係者によると、感染が確認された看護師もこれら対応を取っていた。9日現在、濃厚接触者とされた透析室の医師、看護師や、透析患者の感染は確認されていない。全国では医療関係者の感染で機能に支障が出た医療機関もあり、市保健所の加治正行所長は「感染を防ぐにはマスク、手洗い、消毒を徹底することが重要」と強調する。
https://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/755670.html
公明党静岡市議会では、先の令和2年2月定例会で、
「救急隊員の新型肺炎感染防止対策、医療従事者の感染防止対策、院内感染を防止するために、待合室等での感染予防策も速やかに構築する必要があると考えます。市民の安心・安全を確保するため、我々も説明責任を果たしながら、当局の皆さんと共々にこの難局を乗り越えていかねばならない」と訴えて参りました。
静岡市立病院では、 新型コロナウイルス感染症防止体制の強化を図っております。
まず今後、外来患者が急増した時を想定して入口を分けるため、下記のようなテントを利用した入口で患者を確認するスペースを確保しています。(今後運用予定)
その他、画像にて体制強化の内容をご案内申し上げます。
入口前に設置されたサーモグラフィ①☟
入口前に設置されたサーモグラフィ②☟
消毒液の設置と咳エチケットの貼り紙☟
感染防止用アクリルパネル☟
感染防止のため原則面会禁止☟
このように、静岡市立病院では、院内感染防止体制の強化のため様々な施策を講じております。引き続き、市民の生命・健康を守るため、全力で取り組んで参ります。
公明党静岡市議会一同